「1本からはじめるアロマセラピー」バックナンバー vol.7

ティートリー

今回はティートリーを紹介します。
世に猛威を振るっている花粉症の対策アイテムとして、最も活躍する
精油の一つです。私のブログでも少し紹介しましたが、くしゃみや鼻水
にすぐ働きかけてくれます。都内に移り住んでから花粉症を発症した私
にとって、ティートリーは手放せない存在になりました。

ティートリーの他にも花粉症に良いとされる精油は、

○ユーカリ・ラジアタ、ペパーミント=粘膜の炎症や腫れを抑えて
鼻づまりをなくす。
○ローマンカモミール=目の炎症を抑えるほか、眠れない時やストレス
の緩和。
○シダーウッド=杉には杉を、というホメオパシー(同種療法)の原理
がある上、呼吸器系のトラブルに役立つ。

などがあります。それぞれの症状に合った精油を使ったり、ブレンド
による相乗効果をねらうことで、花粉症から遠ざかることができます。

ティートリーは、粘膜の炎症を抑える作用がかなり優れ、特に花粉症の
場合、鼻粘膜にある花粉を取り除き、くしゃみや鼻水を抑えるのに非常
に役立ってくれます。


◆1滴活用法 − 1滴だけで活用する方法

○風邪や花粉症によるくしゃみ、鼻水、鼻づまり

私自身がいつも行なっている即効性のある方法です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりで大変な時、ティッシュに1滴落とし、鼻に
近づけて、深く鼻呼吸する。
鼻づまりで鼻から吸えない場合、近づけたまま口からの呼吸でも良いです。
そのうち鼻通りが良くなってくるので、スーッとするまで続けます。
一回のこの方法で1日中楽になったという場合もありますが、人によっ
ては作用の持続性がなく、また新たに花粉を吸い込むとぶり返すことが
あります。その場合、マスクにティートリーを1滴落とし、常に香りを
吸い込める状態にしておくこともできます。


○水虫、たこ、魚の目、皮膚の硬化

少し根気がいりますが、2週間は続けると変化が表れるでしょう。
ティッシュを1枚にはがした上に1滴落とし、1日1回、清潔にした足
の患部に直接塗布します。
(綿棒でつけてもよいのですが、綿棒自体が精油を吸い込みすぎて肌に
塗布できる量が少なくなるため、私はいつもティッシュを使っています)
ティートリーは抗真菌・殺菌作用が非常に優れている上、少量ならば
肌に直付けしてよい精油の一つです。ですが常用すると肌荒れするため、
ある程度変化が見られたり、肌が弱いタイプの場合は、1滴のティートリー
を5mlのキャリアオイルで希釈したオイルを塗ってください。


○足のムレ、ニオイ対策

水虫などの予防にもなります。5mlの無水アルコール(ウォッカも
可)に1滴落として希釈させ、お湯をはった足元が入る大きさの入れ物
(洗面器など)に入れてかき混ぜ、足浴します。


○切れ痔

ボールに入ったお湯に1滴落とし、小さめのタオルなどを浸して温湿布
を作り、切れた患部にあてる。トイレの度に行なうと清潔を保てます。
面倒だけどやってみる価値はあります。


◆ラベンダーとのブレンドで女性の味方

○湿疹(水泡性)

水仕事が多かったり、水虫の前兆など、ぷつぷつと水泡ができてかゆい
場合。ティートリー2滴、ラベンダー2滴、キャリアオイル10mlを
よく混ぜて患部に塗布します。


○化粧かぶれ、乾燥した炎症肌

キャリアオイル5mlにティートリーとラベンダーを1滴ずつ入れて混ぜ、
かぶれの部分に塗布します。炎症が進んでいると初めはヒリヒリします
が、保護する意味でわりとたっぷりめに塗ってみてください。
朝の化粧前はおすすめできませんが(化粧崩れしやすい)、なるべく朝
晩行なうと好反応がみられるでしょう。


○女性特有のかゆみ、かぶれなどの炎症、膀胱炎にも

お風呂の最後に腰湯をします。精油を直接浴槽に落とすこともできますが
安全の為にここではアロマバス基材で希釈します。
アロマバス基材説明はこちら

バス基材にティートリー5滴、ラベンダー3滴を入れ、腰が浸かる程度
の浴槽に入れてよくかき混ぜた腰湯に浸かります。


◆あらゆるものをリフレッシュする

スプレー容器に無水アルコール10mlとティートリー5滴を入れ、
精製水90mlを加えてよく振り混ぜると、空気洗浄のルームスプレー
ができます。部屋の空気が一新されて、風邪や花粉症の時期に大活躍で
す。また、同じスプレーを台所用品にシュッシュッとすると、抗菌対
策にもなります。
体や物だけでなく、心のリフレッシュにも役立ちます。
ティートリーは、自然の消毒薬のような、スーッとした香り。少しスパ
イスがかったような香りも含まれていて、心を入れ替えたい時や、物事
を新しく始めようとする時に、やる気を起こさせてくれる精油でもあり
ます。
ラベンダーと並んで、ぜひ家庭に常備しておきたい精油です。

次回は、「ユーカリ」についての活用法です。


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